山の上の紅葉は例年より1週間ほど遅れているそうですが、関東北部の山々から秋の便りが届き始めましたね。
11月の作業予定;
・11月3、17日(日) 10:00~12:00 日体大側法面作業 等
10月の作業実績;
・10月6日(日) 10:00~12:00 環境美化活動に参加
・10月13日(日) 10:00~12:00 台風後の清掃作業
・10月20日(日) 10:00~12:00 テニスコート脇通路の植栽整備
ひとくち知識;
赤い実のなる常緑の樹木は、正月の縁起物や生け花の材料として人気があります。団地内にも赤い実のなる樹木は何種類もあります。気が付いたものの名前を挙げると、クロガネモチ、サンゴジュ、ピラカンサス、ナンテン、マンリョウ、センリョウ、アオキ等々があります。年ごとの実の色や量なども様々なので、秋の楽しみのひとつです。
萌芽更新について;
台風15、19、21号による風害や水害の規模は大変なものでした。数10年に一度の災害が3つも重なったことになります。そんな地球になってしまったと思い、事前準備をする他に手立てはありません。
そこで、萌芽更新(ほうがこうしん)ですが、これは樹木の伐採後、残された根株の休眠芽を成長させ、樹木の再生を図る手法です。農家の山林では、この手法により、同じ木から幾度も薪を得てきました。森林を抱える公的機関等でも最近とみに注目され始めている手法です。当団地も驚くほど高い木が多くなっており、今後、日照障害や通風障害、台風時の倒木等がますます増えると危惧されますが、これらの解決策が昔からの萌芽更新の活用です。
萌芽更新では、地表に近い所で木を伐採します。すると、切り株の側面等から沢山の小枝が発芽します。2~3年後、成長力の強い枝数本を残して他を剪定し、さらに成長させます。残した枝が適度に成長した所で強剪定しますが、これを繰り返せば、根を生かして土壌の保持力を保ったまま、樹高や繁茂状態を容易かつ適切に保ち、安全性や日照を確保できるでしょう。当団地の法面でも、以下に示すように、萌芽更新を実験的に進めています。
(ZATUBOKU広報)