グリーンヒル鴨志田西団地 オフィシャルホームページ

このホームページは、行事の案内や報告を中心に、会員の方が楽しんだり役立ったりする情報を掲載し、皆さんの生活に潤いを与えるものにします。

ZATUBOKUからのお知らせ(HP用増補版)No.05 R元年10月

 台風15号により千葉県が受けた被害はすさまじかったですね。送電線の大きな鉄塔や電柱の折れには驚きましたが、倒木の被害も相当だったようです。当団地の高木に関しても、風害対応としての見直しがもっと必要なのかも知れません。

 まだ暑い日も時々ありますが、少しずつ秋の葉色が見え始めましたね。 

10月の作業予定

・10月6日(日)    10:00~12:00  環境合同作業

・10月13、27日(日) 10:00~12:00  日体大側法面作業 等

9月の作業実績

・9月1日(日)   7:30~9:30  2、3号棟脇伐採特別作業

・9月8日(日)    7:30~9:30  鴨志田公園側法面草刈り

・9月15、29日(日)7:30~9:30  日体大側道路脇法面の清掃草刈り

 ひとくち知識

 シソ科のクサギ(臭木)は高さ5mほどの中木です。当団地では21号棟北法面にあるイヌザクラの大木の左脇にあります。この木は、その花や実の形と色が独特です。赤いガクと、そこから首を伸び出すように咲く白い5裂の花(写真左)や、赤く5裂に開いたガクの中の濃紺の丸い実(写真右)等が何とも印象的です、欧米では観賞用に栽培されているそうです。

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剪定の新方式提案

 当団地はケヤキが多く、しかも高木で枝も繁茂しており、日照の障害や、樹液が車に掛かる、枝が電線に掛かる等の問題が生じています。たまたま筆者の部屋から見える法面のケヤキが、大幅な強剪定をされたのが7年以上前ですが(写真①)、それが現在、垂直方向に枝が伸びてコンパクトな樹形になっています(写真②)。周りの木が邪魔して枝が横に拡がらなかった為と思われます。

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 これにヒントを得て、特別に強剪定したケヤキ(写真③)の垂直方向に延びる小枝のみ残す早期の剪定(もやかき)がコンパクト化に有効かもしれないと思い、実験してみました(写真④)。強剪定後3年近く経過しましたが、枝の垂直方向への伸びが多く、もう一度もやかきを行えば、横拡がりを相当に抑えたコンパクト樹形にできそうです。

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 一方、通常の強剪定の例では(写真⑤)、剪定後半年程度で大きく拡がるように枝が伸び(写真⑥)、もやかきは高所の為できませんし、数年で元の繁茂した状態に戻ってしまいます。

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 今年は、樹幹部をさらに小さく・低くした特別剪定が2本のケヤキ(写真⑦、⑧)に施されました。うまくいけば、日照障害や樹液落下等の問題が少なく、剪定管理が容易かつ低コストにできると期待されます。

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