植栽管理費を節約し緑の環境を向上させるこの活動を始めて、今年で10年になります。現在会員は20名強で、夏期は2週に1度、冬季は毎週、日曜日の午前中2時間程の作業を行なっています。未経験者歓迎です。当日現場においで下さい。
6月の作業予定
・6月2日(日) 10:00~12:00 環境合同作業に参加
・6月9、16、30日(日) 10:00~12:00 日体大側法面作業 等
5月の作業実績
・5月5日(日) 10:00~12:00
→ 鴨志田公園側法面の不要枝を剪定処理、落ち葉を掃除
→ 鴨志田公園側石垣下のツツジを剪定
・5月19日(日) 10:00~12:00
→ 日体大側法面下の側溝周りを草刈り
ひとくち知識; キブシ(木五倍子)は淡黄色の小さな花を稲穂のように垂らして咲かせます(総状花序)。3月の下旬、団地内で2株ほど、7号棟下法面とテニスコート脇で、桜の花より少しだけ早く咲き始めているのを見付けました。名前の由来は、果実を、染料の原料である五倍子(ふし)の代用として使ったことによるそうです。
なぜ五倍子と書いて“ふし”と読むのでしょうか? それは。若葉や実に寄生した虫の刺激によって、植物の保護成分であるタンニン酸が集中して膨らんだもの(虫コブ)から来ています。この虫こぶが種子等の五倍の大きさになることからこの漢字が当てられ、別名の「附子」(ふし)の呼び名と合わさって使われるようになったようです。
キブシは日本の固有種でキブシ科キブシ属、花言葉は「出会い」です。花の形や名前の由来、半日陰でも良く育つことなどに魅せられます。山間部では紅葉も美しいそうです。
Zatuboku作業のビフォーアフター; 4m近くまで延びた笹竹を刈り取った前後での比較写真です。葛のつると密生した竹で全く中に入り込めなかった法面でしたが、作業の結果、今は林らしい状態が保たれ、四季の変化が楽しめています。17年間の樹木の生長も見て取れますね。