かも西 緑の会
明けましておめでとうございます。 本年も"かも西 緑の会"の活動にご理解とご参加を宜しくお願い致します。
サルスベリは”百日紅”とも呼ばれ、夏の暑い時期に数ヶ月にわたって花を咲かせて私たちの目を楽しませてくれています。この花は、その年に成長した若い枝の先に咲きますので、毎年の冬の間に剪定して、春に若い枝が萌芽するようにしています。この剪定を同じ箇所で行いますと、そこがコブのようになって膨らんでしまいますが、これが ”コブ仕立て”と言われる剪定手法です。家の庭先でコブコブに剪定されたサルスベリをよく見かけます。
調べて見ると、コブを作らせない剪定方法も有るとのこと。剪定箇所を少しずつずらして行くそうですが、方法が詳しくは分からなかったので、昨年、集会所のサルスベリで試験してみました。この木は過去1~2度剪定されたようですが、その後手入れされていなかったので、少しコブ化した跡から太い枝が真っ直ぐに伸びていました。その太枝を50cm~1m程の長さの所でばっさりと切りました(写真1左)。
ちょっと心配でしたが、春には新しい枝を伸ばし、初夏から沢山の花を付けました(写真1中)、晩秋の落葉後の枝の状況を見ると、剪定部分から何本も新しい枝が伸びていたことが分かります(写真1右)。この新しい枝の剪定を2~3年繰り返すとコブ化しますので、その前に、コブ化しそうな部分を切り取って、太枝を少しずつ短くしていくのが良いかと思っています。
今回は、これまで剪定されていなかったサルスベリ4本について、それぞれ高くなってきましたので、初めての剪定を施しました(写真2、3)。これらの剪定部分の先から沢山の新しい枝が伸びて花が咲くように期待しています。作業は12月23日(水)、8名参加の下に行いました。