ZATUBOKU広報
暖冬の予報の中で、南海低気圧や爆弾低気圧が周期的に接近しそうです。 都会の雪はなるべく少なくあってほしいですね。
1月の作業予定;
・1月 12、19、26日(日) 10:00~12:00 日体大側法面、鴨志田公園側法面
12月の作業実績;
・12月1日(日) 10:00~12:00 環境合同作業参加
・12月8日(日) 10:00~12:00 5号棟南西側法面整備
・12月15、22日(日)10:00~12:00 14号棟等の障害樹木対応
ひとくち知識;株立ち(かぶだち)について
株立ちとは、1本の株の根元から沢山の幹が立ち上がっている樹木の様子を言います。団地内で株立ちが見られる代表的樹木はマテバシイでしょう。株立ちの木では高さ方向の成長が遅くなるので、剪定の期間を延ばせる利点があります。しかし樹木としての拡がりが大きいため、ある程度成長すると、1回毎の剪定が逆に大変になります。また、樹木の周りに一定の広い空間が無いと枝葉の繁茂のために見苦しくなり、日照や通風の障害にもなります。
団地内で見ると、幹の数は多くて4~5本です。写真1は5本の幹の例ですが、場所が狭く繁茂感も強いですね。マテバシイの剪定管理の常道は、太い方の幹を伐採し、細い方の幹や少しのヒコバエを次の世代として残すことだと言われています。写真2は太い幹2本を切り倒し、細い幹の2本を残した例ですが、狭い場所でもスッキリした繁茂状態にできます。
また、写真3は3年程前に主幹が枯れ、ヒコバエだけで株立ちさせた例です。幹数を10本ほどにすると、剪定不要と言えるほどに剪定期間を伸ばせるとの話も聞きますので、より幹数の多い例にも挑戦したいと考えます。いずれにしても樹木の状況に応じた対応が重要です。