グリーンヒル鴨志田西団地 オフィシャルホームページ

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ZATUBOKUからのお知らせ(HP用増補版)No.03 R元年8月

 梅雨明け直後の一週間は好天が続くと言われており、若い頃は早めの夏休みを取って海や山に行ったことを思い出しました。今年の梅雨明け後も晴れが続いていますが、高温や急な雷雨などに加え、8月のお盆頃には台風も予想されるなど、安心できない状況が続きそうです。

 8月の作業予定

  8月4、18日(日) 7:30~9:30 日体大側法面作業 

 7月の作業実績

  7月7、14日(日)  雨で延期 

  7月21、28日(日) 7:30~9:00 5号棟下法面の草刈り

ひとくち知識; 写真は5号棟北側法面のカクレミノと旧キリン公園のヤツデ、共にウコギ科です。カクレミノの名前の由来は天狗が持っている「隠れ蓑」(着ると身体が見えなくなるという昔話)に葉を見立てたからとのこと。同じウコギ科のヤツデ(八手)はテングノウチワ(天狗の団扇)の名が有り、天狗つながりです。丈夫で日陰にも強いため、塀近くの目隠し等によく用いられます。樹形が優しく、地味だが味わいのある木だと評判も上々なのです。

 ウコギ科の他の植物には、タラノキ、コシアブラ、ハリギリ、チョウセンニンジン、ウドなどがあります。これらの植物はなにやら漢方系の薬効のあるものが多いのです。科名であるウコギという名はあまり聞いたことが無かったので調べてみました。

 ウコギ(五加木)の五加は、中国原産と見られる外来種の五加(ウーチァ)に由来するそうです。不老長寿の効が有ると言われていたことから、古くから珍重されたようです。実際ビタミン、カルシウムの宝庫で、ポリフェノールなどの抗酸化物質も多く含まれています。米沢藩が食材確保の目的で生垣に利用するよう奨励し、市内では今でもヒメウコギの生垣が多く、初夏に新芽を摘んで食べる文化があるそうです。天狗つながりも納得の万能植物だったのです。

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Zatuboku作業のビフォーアフター;7号棟南側の法面下部は、道路脇直ぐに長い笹竹と葛のツタが繁茂し、夏期にはツタの葉で樹木がすっぽりと覆われていました。笹竹を刈り払いした結果、建物の下部までがよく見える状態になりました。この10年程の木々の成長も見て取れますが、斜面の傾いた樹木への対応が今後必要なようです。

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                            (ZATUBOKU広報)