2023年春、スマホの通信会社の乗り換えがより簡単になりました。
以前の乗り換え方法は、現在のキャリアでMNP予約番号(1,2)を依頼し、その後、乗り換え先で手続きする必要がありましたが、新しい「MNPワンストップ」(3)の手続きでは、乗り換え先だけで申し込み手続きが完了しますので、手続きが簡単になりました。
MNPワンストップは、キャリア、サブキャリア(4,5)の会社から適応が進んでいます。今は、WEB契約(6)のみで、お店ではMNP予約番号で対応しているようです。
通話かけ放題プランでしたが、あまり長電話していないため、割高となり、また、使っていると、朝と夕の通勤時の通信速度(7)が妙に遅くなったことに気が付き、低速になりにくい通信会社へ移行することにしました。
以前は、ショップや量販店で店員の言う通りにMNP予約番号を取って行いましたが、今回、WEB契約で、au系のサブキャリアからソフトバンク系のサブキャリアに、「MNPワンストップ」により移行しました。
MNPワンストップの申請の翌日に新しいSIMガード(8)が送られて来ました。
同封「初期設定マニュアル」通り操作して、無事通信できました。
- 現状の通信会社の回線停止するため、一度Wifi設定にして、QRコードから回線切替の画面を開き、前日契約した受注番号の入力など指示通り操作する。この操作以降、現状の通信会社で通信できなくなります。
- 送られてきた新しいマルチサイズSIMカード(9)からスマホに合う大きさのSIMカードを抜き取る。本体の電源を切り、SIMカードを入れ替える。
- 電源を入れて、新しい通信会社の設定を確認と発信テストを手順通り行って、新しい通信会社での通信開始を確認できました。
- 新しい通信会社のアプリをインストールして、自分の登録を確認して終了。
元のSIMカードは、キャリアのものですので、Shopなどに確認して下さい。今回は、自分で廃棄して下さいとのことです。一人でWEB契を行ったので、不安でしたが、終わってみると意外と簡単でした。
以前は、手数料(10)やSIMカード費用(11)などで数千円程度請求されましたが、今回は、WEB契約だからでしょうか、請求はありませんでした。また、できるだけ乗り換え特典のある通信会社を選びましょう。 数ヶ月通信量が無料になる場合もあります。
通信会社は長期使用の方への優遇措置が少ないため、通信速度が安定している安いサブキャリアを探して、移行するものは、心地よい緊張感があり、楽しいです。
MNPには、いくつか制約がありますので、詳しい方やお店で相談して、乗り換えることをお勧めします。 <4号棟Y>
専門用語の解説
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MNP:Mobile Number Portabilityの略で、スマホと電話番号はそのままで乗り換え先の携帯電話会社のサービスに移行することです。
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MNP予約番号:MNPにおいて、現在の通信会社から新しい通信会社に乗り換える際に必要な番号です。
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MNPワンストップ:MNPの手続きが乗り換え先の通信会社(1か所)で済ませる手続き
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キャリア:自前の通信設備を使って、通信事業を行っている通信会社。
docomo、au、Softbankと楽天モバイル -
サブキャリア:キャリアの子会社で、親会社の通信回線を使って事業を行う通信会社。(2023年7月現在)
docomo系 :ahamo、eximo、irumo
au系 :UQ mobile、povo
SoftBank系:Y!mobile、LINEMO - WEB契約:店に行かず、インターネット経由で契約すること。
- 通信速度:インターネット接続速度。各通信会社の毎日の通信速度測定サイトにて確認。
格安SIMの速度比較サイト (リアルタイム) -
SIMカード:スマホに挿入することでインターネットの利用や通話を可能にするICカードで、通信会社や加入者識別番号が登録されています。
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マルチサイズSIMカード:「標準SIM」、「microSIM」、「nanoSIM」の3つのサイズのSIMを抜き取ることができるカード
- 手数料:携帯電話会社を変更する際、通信会社の手続きに支払う費用
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SIMカード費用:新しい通信会社で通信する際に必要なSIMカードなどの費用
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