26号棟のFさんより、花壇の水遣り作業でタマリュウの青い実に気がついたとのメールをいただきました。
3～６号棟脇公道のふれあい花壇には、タマリュウ？ or リュウノヒゲ？が縁取りとして植えられています。この草は、キジカクシ科／スズラン亜科／ジャノヒゲ属／ジャノヒゲに属します。ジャノヒゲ（蛇の髭）の別名がリュウノヒゲ（竜の髭）で、その小型の園芸品種がタマリュウ（玉竜）です。
ふれあい花壇のものは、葉の長さが10cm以下の様なので、玉竜だと思われます。どちらも青色の美しい実が11～5月の間見られるそうですが、今々のふれあい花壇では、ちょっと見付けにくい状態ではあります。
青い実は、並べて結ぶと美しいブレスレットや指輪として遊べるようです。年配筋には、ネコダマ（猫玉）と呼んで猫玉鉄砲（紙玉、杉玉鉄砲と類似） で遊んだ思い出もあるのではないでしょうか。リュウノヒゲの葉は30cmもの長さになるそうで、“となりのトトロ”では、貸した傘のお礼として、サツキがトトロからどんぐりを貰いましたが、どんぐりを包む葉を結ぶのにリュウノヒゲが使われていたという話まで見付けました。 （7号棟 S）
