『地下鉄に乗ってハーレムへ！』セントラルパークの北端10ｋｍ四方にわたって広がる黒人居住地で、100万を超すニューヨーク在住の黒人の過半数が住む【ハーレム】。
私が初めてニューヨークを訪れたのは1970年代。その頃、ニューヨークで一番危険な場所はハーレム、 一番危険な乗り物は地下鉄、 と言われていた。一方で、ブラック・カルチャーの発信地として、ジャズやゴスペルが発展した魅力ある移民の街。あれから50年、果たしてどう変わったのか？変わっていないのか？本場のゴスペルを聴きに、日曜日の朝、地下鉄に乗ってハーレムへ行ってきた。
教会に響く本場のゴスペルも、地下鉄駅のコンコースやホームで演じられるパフォーマンスも、やはりニューヨークならではの迫力に満ちた本物だった。怖さは忘れていたが、「BLACK LIVES MATTER」「アジア人に対するヘイト・クライム」そんな言葉は、まだマスコミに登場していなかった。
最後に、【地下鉄に乗る際の注意】を分かりやすく纏めてみたので、ご参考になれば幸いです。皆さんも地下鉄でハーレムへ行かれる際は、くれぐれもお気を付けて！グッド・ラック！
06-1） 中央の赤い扉の教会が、400近くあるハーレムの教会の中で、最も古い黒人教会「アビシニアン・バプティスト教会」。 牧師の説教のあとは 、ポップな曲やスローテンポな曲に合わせて、礼拝者全員で踊ったり歌ったりハグしたり。一気に、映画『天使にラブソングを』の世界へ。今思えばしっかり３密状態だった。
06-2） 赤煉瓦に外付けの階段が連なる、趣のあるハーレムの代表的な街並み。当然ながら、すれ違うのは黒人がほとんどだった。
06-3） プロへの登竜門として、マイケル・ジャクソン始め、数々の黒人スターを排出した『アポロシアター』。1914年にオープンしたブラック・ミュージックの殿堂。正に、ハーレムのランドマーク。
06-4） ニューヨークでは、地下鉄のコンコースも、たちまち立派なステージに早変わり。音量をマックスにして、シャウトしながらロックを熱唱。
06-5） どの駅の壁も、趣向を凝らしたアートに彩られていた。米国旗をあしらった派手な衣装の黒人が、その前でジャズを静かに歌っていた。
06-6） ポップな壁画の前で、ビートルズの「イマジン」を奏でていた青年。
06-7） 🈲その１；車内で携帯を見てはいけない。油断大敵！常に緊張！
06-8） 🈲その2；車内でガイドブックを開いてはいけない！格好の餌食！
06-9） 🈲その3；隣が女性でも安心してはいけない！犯罪の影に女あり！
6-10） 🈲その4：ひとりで地下鉄に乗ってはいけない！ホームに駅員はいない！
［HP事務局より］
４号棟のYさんが、このブログの紹介場所の地図案内を作成してくださいました。右上の ▢ マークをクリックすれば地図が拡大されます。過去の投稿分の場所も示されていますので、お楽しみ下さい。
