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Oさんの写真で巡る世界の旅 第3回、NewYork編 その3

 『摩天楼』という、どことなく異国情緒を感じさせる言葉を初めて耳にしたのは、私が中学生の頃だった。それが1930年代にニューヨークに作られた超高層ビル群を指すと知ったのは、ずっと後になってからだった。それ以来、いつかこの目で、摩天楼なる光景を一度見てみたいと憧れ続けていた。長じて仕事で海外に行くたびに、その街で一番高いところに上ってみたいと本能的に思うようになったのは、そのせいなのか、あるいは馬鹿や煙と同じ理由なのかは未だに分からない。

 今回は、大都会ニューヨークを一望する『三大摩天楼』展望台からのパノラマをご紹介します。ちなみに私が勝手に名付けた、展望台のある『三大摩天楼』とは、高い順に(1位)ワン・ワールド・トレード・センター(102階、546m)(2位)エンパイア・ステート・ビル(102階、381m)(3位)ロックフェラー・センター(70階、260m)。その他にも展望台はないが、クライスラー・ビル(77階、319m)、メットライフ・ビル(昔のパンナム・ビル、59階、292m)等々がある。この順番もいずれ近い将来には、次から次へと変わっていくことだろう。

 

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03-1)  前回ご紹介した「ワン・ワールド・トレード・センター」102階の展望台、地上400mから見えるニューヨークの大パノラマです。北方向の正面にはニューヨークのシンボル、エンパイア・ステート・ビルが見えています。

 

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03-2) 東方向の眼下に見える、一番手前の茶色い橋がブルックリン橋、その向こうがマンハッタン橋、 更に左奥に微かに見える橋がウィリアムズバーグ橋。 その三つの橋の頭文字を並べて【ニューヨークのBMW】と呼ばれていると、エレベーターボーイから説明を受けたが、真偽の程は定かでありません。その橋の下を流れているのがイースト・リバーです。

 

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03-3) ご存じ圧倒的な存在感を放つニューヨークのアイコン『エンパイア・ステート・ビル』。その美しいフォルムは、周囲の建物と比べても突出しています。往年の名画「めぐり逢い」でデボラ・カーとゲイリー・グラントが、一年後の再会を約した場所が、あの102階の展望台。果たして結末は?

 

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03-4) 『エンパイア・ステート・ビル』展望台から北側を望むと、遠くにセントラルパークの緑がはっきりと見えてきます。

 

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03-5) アールデコ様式全盛の時代に建造された『ロックフェラー・センター』。地上階には、映画『ある愛の詩』で一躍有名になったスケート場があります。

 

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03-6) 柵のない70階の展望台からは、正面に迫力あるエンパイア・ステート・ビルが、その遙か南(右側)にはワン・ワールド・トレード・センターのビルが並んで見えます。マンハッタン島の全貌を見渡すならここが一番かな?

 

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03-7)夜に再び、同じ展望台に上ってみると、昼間とは全く異なる宝石箱のようなイルミネーションの大パノラマ。これぞ『摩天楼』といった景観が眼下に広がっています。いつまで見ていても飽きることのないニューヨークの絶景を目に焼き付けたら、そろそろホテルに戻ろう。