「ナラ枯れ」という言葉を聞かれたことが有るかと思います。コナラ、ミズナラに加え、シイ、カシ類の樹木が短期間に大量に枯れる現象です。これは、カシノナガキクイムシ(カシナガ)という虫がナラの木の根元付近に多数穿入し、媒介した共生菌(ナラ菌)により木の導管が塞がれる結果、急速に木が枯れてしまう害虫被害です。
神奈川県では3年ほど前から見られ始めたようですが、当団地に隣接した林でコナラの大木が1本急に枯れてしまい、根元に特有の木屑が見られたことから、ナラ枯れがここにも拡がったと分かりました。また、下のパノラマ写真にあるように、近隣の山林にも枯木が点在していることに気付きました。
当団地は影響を受けにくいと言われているクヌギが多いのですが、今後、注意して見てゆく必要があると思います。 (投稿;7号棟S氏)